リハビリテーション室の模様

 当院は18の診療科を有する口腔・顎顔面領域の専門病院です。地域歯科医療の中核的存在であると同時に、昭和大学歯学部学生および臨床研修歯科医の臨床教育と研究の場でもあります。

発音を助けるための口腔内装置

 当リハ室では、言語障害の中でも特に歯科との関わりが深い「構音障害(発音の障害)」のある患者さんを中心に外来診療を行っています。口唇口蓋裂、舌小帯短縮症、口腔がん術後など口の形態異常による構音障害や、口の中に異常はないけれども発音の「くせ」や「赤ちゃんことば」がいつまでも治らないなどの症状がある方が多く受診されています。また、歯科医師と協同して発音を助けるための特殊な口腔内装置を作製するなど、歯科的な技術も適用しながら、それぞれの患者さんに最適なリハビリテーションを提供しています。さらに、発音時の舌の動きを視覚化する機器を用いるなど、大学附属病院ならではの専門技術を取り入れた言語治療を行っています。

機器を用いた言語治療

 また、言語聴覚士の学生や歯学部学生の臨床実習指導、他施設の言語聴覚士や小学校ことばの教室担当者の見学受け入れや研修会なども行っています。

人員構成

責任者:武井 良子

言語聴覚士:2名

 外部リンク
【昭和大学歯科病院】
https://www.showa-u.ac.jp/SUHD/

【リハビリテーション室】
https://www.showa-u.ac.jp/SUHD/department/support/reha.html